野菜不足解消コラム

野菜についた農薬は危険?安全性と及ぼす影響まとめ

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野菜に使われている農薬は、決して無駄なものではありません。野菜を育てるにあたって農薬は必要だから使われています。もちろん野菜は口に入れるものですから、その野菜に使う農薬は安全性も求められます。

そこで、野菜に使われている農薬の安全性や人体への影響についてみていきたいと思います。

野菜に農薬を使わなければならない理由

野菜を育てる時に農薬が使われる理由は、野菜の成長を促進させたり、おいしくしたりという理由ではありません。可能であれば野菜を育てるのに農薬を使わない方が良いのは明白です。

農薬そのものは有害な物質ですから、万が一間違ってそのまま口にしてしまったりすればとても危険なのです。しかし、そんな危険な農薬を野菜になぜ使うかと言えば、野菜をきちんと育てる為です。

野菜は基本的に外で栽培をします。たくさんの日光やきれいな水、そして土からの栄養で野菜は育ちます。ですが、そんな自然には野菜にとって悪影響を与えるものたちがあります。

たとえば虫です。野菜に寄り付く虫の中には野菜を食い荒らしてしまうものがいます。こうした虫を放っておくとどんどん野菜が食べられてしまって、せっかく育った野菜が出荷できる状態ではなくなってしまいます。

また、野菜は病気にかかることもあります。この病気の原因は虫だったり伝染病だったりいろいろですが、野菜は病気にかかると一気に周りの野菜にもその病気が移ってしまいます。すると、害虫にやられたのと同じように野菜は出荷できなくなってしまうのです。

また、野菜に直接は影響を与えませんが雑草も野菜の成長を妨げます。野菜の周りにたくさんの雑草が生えてしまうと、野菜に日光が当たらなくなってしまったり、本来野菜にいくはずの栄養を雑草が吸い取ってしまうことにより、野菜が十分成長しないという事が起こるのです。こうしたいろいろな被害から野菜を守る為に、農薬は使われます。

野菜に使われる農薬の種類

野菜に使う農薬は主に3種類あります。一つ目は殺虫剤です。殺虫剤は野菜に付く虫を殺したり虫が寄り付かないようにします。次に野菜を病気から守る為の殺菌剤です。野菜にとって病気は深刻な影響を与えかねませんので、それを防ぐ為にあらかじめ殺菌剤を撒くことで野菜を守ります。最後が除草剤です。除草剤は野菜以外の雑草が育つのを防いでくれます。

農薬と言えば主にこの3つの農薬を使って野菜がしっかり成長できる環境を整えるのです。もちろんこうした農薬は、絶対に使わなければいけないものではありません。毎日野菜を見て、害虫がついていれば取り除いたり、雑草などは人間が手で排除することだってできます。

しかし、広大な面積の野菜農家でそれをやろうと思うと想像を絶する労力がかかります。もちろんそれで完璧に害虫被害や雑草被害が防げるとも言えません。ですから、農薬を使って効率的に野菜を守り育てるのです。

農薬の使い過ぎは逆効果も

農薬を使えば虫も寄り付かないし、野菜が病気になることもなく、栄養はすべて野菜に行くので必ず立派な野菜が作れるかと言えばそうではありません。野菜に使われる農薬は、野菜を収穫した後も土壌に残っています。

ですから、毎年農薬をまいて野菜を育てるとどんどん土壌に農薬が溜まっていくのです。農薬が土壌に溜まるともちろん虫や病気は発生しなくなりますが、同時に土の中に本来いるはずの微生物もいなくなってしまいます。土の中に住んでいる微生物は野菜によって必要な栄養を運ぶ生き物なので、その微生物がいなくなるということは、野菜が栄養不足になってしまうという事です。

そうすると、害虫被害もなく病気にもならず野菜は育ちますが、十分な栄養を得られていないので形がおかしかったり、大きく育たなかったり、見た目は一緒だけど中身がない野菜が出来上がってしまいます。

こうしたことから、農薬は使いすぎると立派な野菜を育てるのに逆効果となってしまうのです。

農薬が人体に与える影響とは

昔は農薬に関する規制がなかったので、農家は大量の農薬を使って野菜を育てていました。ですから、その野菜が出荷されて店頭に並び、家庭で料理された後もたくさんの農薬が野菜には付着していたのです。

ということは、当然人間の体内にもどんどん農薬が入っていました。これにより、たくさんの方が病気になったり亡くなったりしたという過去があります。こうしたことから日本国内では現在、農薬の使用量や使用できる薬剤について厳しく規制が設けられています。ですから、私たちの食卓に並ぶ野菜にはほとんど農薬がついていません。

しかし、これは完璧ではないのです。野菜は出荷時に洗浄されるものもあれば、収穫したままの状態で売られているものもあります。洗浄している野菜はおおむね農薬が洗い落とされていますが、それでも落ち切らずに農薬が残っていることはあるのです。これを残留農薬と言います。

残留農薬はさらに家庭で水洗いしたりすることで落とすこともできますが、これも完璧とは言えませんし、残留農薬があるかどうかなんて素人は見分けがつきません。ですから、今でも知らず知らずのうちに残留農薬のある野菜を食べているかもしれないのです。

昔ほど野菜には農薬が大量に使われていることがないとはいえ、残留農薬のついた野菜を毎日食べ続けていると、体内に農薬が溜まってきてしまって、農薬中毒症という病気にかかります。

農薬中毒症は様々な症状があるのでその症状だけで農薬中毒症と見分けることは難しいです。食中毒のように食べてすぐに症状が出るのならわかりやすいですが、残留農薬の影響は長期的にそうした野菜を食べ続けたことで徐々に現れるもので、なかなか防ぐのは難しい問題でもあります。

残留農薬の影響を受けない為には

残留農薬の影響を受けない安全な方法は何かというと、例えば農薬を使用していない野菜を食べる事です。農薬を使わずに育てられた野菜なら、そもそも農薬を使っていないので残留農薬が出ることはありません。

しかし無農薬野菜は農薬を使った野菜に比べて育てにくく、コストがかかります。ですから、スーパーなどでも他の野菜よりも高価になってしまい、なかなか一般家庭で無農薬野菜のみを使うというのは厳しい現状があります。

次にもう一つの方法として、残留農薬を落としてから食べるという方法もあります。日本の野菜はそれほど大量に農薬が使われている訳ではありませんので、流水で洗ったりすればある程度落ちます。

しっかりと残留農薬を落としたいのであれば、水に30秒ほどつけてそれから流水でしっかり洗うことでほとんどの農薬は落ちるといわれています。ただし、これも完璧とは言えません。

残留農薬を落とす方法で他には野菜専用の洗剤が販売されています。野菜専用の洗剤ならより効率的に残留農薬を落とすことが可能なのです。

他に重曹を使った洗浄もありますが、これは科学的根拠があるものではないのでどれくらい残留農薬が落ちるかは不明です。

まとめ

野菜についている農薬は人体にとって危険なものです。でも健康の事を考えたら野菜を食べない訳にはいきませんのでしっかりと残留農薬を洗い落とす、または無農薬野菜を選ぶ、青汁や野菜ジュースなどで野菜不足を補うといった対策を講じましょう。

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