ポイント
- 野菜ジュースは栄養豊富で、置き換えダイエットにも人気
- 野菜ジュースダイエットの方法は、①食前に飲む、②置き換えダイエットに使用するの2種類(効果が高いのは置き換え)
- 置き換えダイエット用の野菜ジュースは栄養価が高く、無添加で体に良いものがおすすめ。
低カロリーでビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれている野菜は、ダイエット食としてもおすすめです。
食材としての野菜を食べるよりも効率的にたっぷりと栄養成分を摂れる野菜ジュースは、食事制限中のダイエットサポートに活用しているという人も多いでしょう。
野菜ジュースのダイエット目的の飲み方としては、
①食前に野菜ジュースを飲む「ベジファースト」ダイエット
②一食分を野菜ジュースに置き換える、置き換えダイエット
の2種類があります。
それでは、これらの野菜ジュースダイエットのやり方や、期待できる効果について検証していきましょう!
目次
野菜ジュースダイエットとは?
野菜ジュースダイエットには、食事の前に野菜ジュースを飲んで普段通りの食事をする方法(ベジファースト)や、1日3食の食事のうち、1食もしくは2食を野菜ジュースに置き換えるという方法がありますが、いずれもメリットとデメリットがあります。
野菜ジュースダイエットには、栄養価の高い手作りのジュースを使うのが理想ですが、毎日作るのは大変ですし、専用の機器も必要です。
ですので、市販されている野菜ジュースや青汁などで代用しても全然問題ありません。
食前に野菜ジュースを飲む方法(ベジファースト)
野菜ジュースダイエットでも最も簡単にできるのは、食前に野菜ジュースを飲むという方法です。
これは、食事の最初に野菜から食べるという方法と基本的には同じメカニズムなのですが、野菜ジュースや野菜を食事の前に摂ることによって、野菜に含まれている食物繊維が腸内で水分を吸収して膨張し、それが満腹中枢を刺激してくれることでたくさん食べなくても満腹感を得られる、という仕組みです。
野菜ジュースを飲んでから満腹中枢が刺激されるまでにかかる時間は数分程度ですが、食事の5分~10分くらい前に野菜ジュースを飲めば、食事を始めるころには満腹中枢がある程度刺激され、食事で食べすぎてしまうのを避けることができるでしょう。
また、食物繊維を先にお腹の中に入れることで、血糖値の上昇が緩やかになり、脂肪が取り込まれにくくなるというメリットもあります。
食前に飲む野菜ジュースの量は、コップ1杯くらいでOKです。
ジュースなので噛まずにゴクゴクと飲めますが、一口を口に入れるたびに数回噛む仕草をしてから飲むこむことによって、消化酵素などが唾液として分泌されるので、ダイエット効果が高くなります。
そして、このベジファーストによるダイエット効果ですが、満腹感を得ることで、食事の量が減り、脂肪が付きにくくなる為、多少の影響は実感できると思いますが、1週間で3キロ、5キロなどの大きなダイエット効果を期待するのは正直難しいでしょう。
毎日継続して行うことで、長期的に効果が実感できるタイプのダイエット方法だと思う方が良さそうです。
短期間で痩せたいなら、野菜ジュースで置き換えダイエット
短期間に大幅ダイエットしたい人は、食事を食べずに絶食をするダイエットに挑戦することがありますが、これでは体に必要な栄養成分が摂れないので、基礎代謝が低下してかえって太りやすい体質になってしまいます。
しかし置き換えダイエットとして食事を野菜ジュースに置き換えると、ビタミンやミネラル、食物繊維など人間が必要とする栄養成分が野菜ジュースの中に含まれているので、基礎代謝を下げることなく摂取カロリーだけを抑えて痩せる効果が期待できます。
置き換えダイエットは、普段の1日3食のうちいずれかを野菜ジュースに置き換えることになります。
一食分のカロリーを650kcal、野菜ジュースが1杯当たり大体80kcalと仮定すると、一食分を置き換えることで約570kcalの摂取カロリーを減らすことができます。
とてもシンプルな考え方です。
そして、野菜不足を解消したい場合には、体が最も吸収してくれる朝食に野菜ジュースを飲むのが良いのですが、ダイエットが目的の場合には、寝る前にできるだけ消化器官を空っぽにしたほうが良いので、夕食を野菜ジュースに置き換えるのが良いでしょう。
もしも、3食のうち2食を置き換えたい場合には、朝と夜を置き換えるのがおすすめです。
3食全部置き換えるダイエットは、あまりお勧めではありません。
その理由は、野菜ジュースには筋肉を作る源になるたんぱく質が入っていないため、長く続けるとたんぱく質が不足して基礎代謝が落ちてしまい、痩せにくくて太りやすい体質になってしまうためです。
野菜ジュースを使った置き換えダイエットの効果ですが、運動などもしつつ、上手に食事を野菜ジュースに置き換えることができれば、1週間で2,3キロほど痩せることは難しくないでしょう。もちろん、置き換えの回数にも影響します。
ただし、頻繁な置き換えは栄養不足、筋力不足になってしまうので気を付けて下さいね。
ダイエットにおすすめの野菜ジュースを選ぶポイントは?
次に、ダイエットにおすすめの野菜ジュースを選ぶポイントをご紹介します。
飲みやすい味のものを
野菜感が濃く甘みがほとんどない野菜ジュースだと、苦手な人は続けられない場合があります。
なので、自然な野菜の甘味を感じられるような美味しい野菜ジュースを選びましょう。
また、野菜があまり好きではないという人なら、フルーツ入りのものが飲みやすくて良いでしょう。
パイナップルやキウイ、オレンジなどが入っていると、フルーツの味が強くなるので野菜のニオイや味がカバーされて飲みやすくなっています。
ただ、フルーツ入りや砂糖が多く入っているものだと、その分カロリーが高くなるのでその点は注意です。
栄養価が高く体にいい野菜ジュースを
ダイエット時にはなるべく体に良く栄養価が高い野菜ジュースを選びましょう。
無添加処方で作られたものや、国産野菜を使用したもの、1日の必要摂取量の350gが摂れるような野菜ジュースならベストです。
また、市販のジュースは、商品ごとにどんな原料が使われているかが異なるので、栄養成分や原料で選ぶことがおすすめです。
例えば、ニンジンに多く含まれているβカロテンやトマトに含まれているリコピンなどは、野菜ジュースにしたほうが生食よりも体内吸収率が高くなる栄養成分なので、野菜ジュースにはぜひ入っていてほしい栄養成分と言えるでしょう。
また、カルシウムやミネラルなどは食生活だけでは不足しやすいため、これらを多く含むモロヘイヤやパセリなどが原料として使われているジュースもおすすめです。
さらに、食物繊維が多く入っていれば便秘対策が期待できますし、鉄分が多めに入っているものなら貧血対策も期待できます。
ダイエットにおすすめの野菜ジュース
カゴメ つぶより野菜
とてもおすすめしたい野菜ジュースが、カゴメの「つぶより野菜」です。
ポイント
- カゴメの集大成とも言われる野菜ジュースでとても美味。
- 無添加で体に優しい。
- 1本に国産野菜350g分を使用
- 野菜の食感も楽しめる味わい
野菜ジュースのパイオニアであるカゴメの集大成とも言われる野菜ジュースで、食感と味・栄養価にこだわって開発されています。
1本で1日に必要な350g分の野菜を摂取することができ、野菜も国産のものを100%使用しています。
「あまりにもおいしい」「本当に美味しい野菜ジュースを知ることができた」など、この野菜ジュースを飲んだ方の評価はとても高く、隠れた大ヒット商品です!
野菜ジュースを使った置き換えダイエットや食前に飲むダイエットは、簡単に続けられるので、人気のダイエット方法です。
皆さんも野菜ジュースを使って、健康的にダイエットを成功させて下さいね!
まとめ
野菜を手軽に摂れる野菜ジュースは、ダイエットを長く続ける際にはぜひ上手に活用したいものです。
材料を工夫すれば自宅で毎日違った味のジュースを楽しむことができますが、たくさんの野菜を購入しても使いきれずに無駄になってしまいます。
外食などが多くて手作りすることが難しい人、また野菜嫌いで飲みやすいジュースを探しているという人なら、市販されている野菜ジュースを使う方法がおすすめです。
野菜ジュースは、食前に飲むだけでもダイエット効果が期待できますが、3食のうち夕食を野菜ジュースに置き換えるダイエットをすれば、短期間でも効果を実感できるでしょう。