子供がいる家族世帯だと、スーパーで食材を購入して自宅で調理するのが毎日の日課になっていることが多く、食費という点でもそちらの方が安く上がりますよね。
しかし、一人暮らしの場合には、食材を購入して自炊をすると、かえって食費が割高になってしまうということが少なくありません。
そこで、一人暮らしでも確実に野菜を取る方法をご紹介します。
目次
一人暮らしは野菜不足になりやすい
一人暮らしだと、お腹が空いた時にふらりと外食したり、コンビニのお弁当で済ませてしまうという人は多いのではないでしょうか。
一人暮らしでもスーパーで食材を購入して自炊をしている人もたくさんいますが、野菜などは食べきる前に傷んでしまうことも多いのでもったいない、という意見が少なくありません。
しかも一人暮らしだと、外食したりコンビニ食などで済ませたほうが食費が安く上がることもあり、時間と手間も節約できることため、コスパという点では自炊しないメリットはたくさんあるのです。
しかし、自炊をしない一人暮らしの人に多いのが、慢性的な野菜不足です。
野菜を食べているとしても、たくさんの種類をあれもこれもとバランスよく食べている人は少なく、食べる野菜の種類が偏って少なくなりがちですし、調理方法も一度にいろいろな献立を作ることは難しかったりしますよね。
そう考えると、一人暮らしの場合は、野菜不足に陥りやすい生活環境やライフスタイルになりがちであると言えるでしょう。
ですが、一人暮らしだから野菜不足になっても仕方ない、という訳ではありません。自宅で十分な野菜を調理しにくいのなら、代替のものを見つければよいのです。
野菜を摂る方法は、野菜そのものを調理する以外にも、野菜ジュースや青汁、サプリメントを使うという方法もあります。
もちろん、食材として摂るのが理想的であることは言うまでもありませんが、食材で摂れない場合には代替方法を活用するのも良いのではないでしょうか。
ここでは、どんな方法で一人暮らしの野菜不足を解消できるのかをご紹介していきます。
【野菜不足の解消方法1】栄養価が豊富な『青汁』
野菜不足の解消にまずおすすめしたいのは青汁です。
青汁は、複数の原料を乾燥粉砕して作られているものが多く、コップ一杯でもたくさんの栄養成分を摂ることができます。
食材としては食べきれないほどの栄養がギュッと詰まっているので、忙しい人や料理をする時間がない人にもおすすめです。
しかも、青汁は個別分包されているものを選ぶとバッグに入れて携帯しやすいというメリットもあります。
外出先でも簡単に摂ることができるのは、青汁ならではの大きな魅力と言えるでしょう。青汁はジュースのように重いわけではなく、小さくコンパクトで、かつ重さもありません。
ミネラルウォーターなどの水に溶いて飲むだけなので、外出先でも簡単に野菜不足を解消できるでしょう。
一人暮らしで慢性的な野菜不足の人は、青汁を朝食の前に飲むことをおすすめします。
朝起きたばかりの時には体が栄養成分を吸収しやすい状態になっているので、このタイミングで飲めば青汁に入っている栄養成分を効率的に吸収することができます。ぜひお試しください。
青汁の原料として使われているものには、大麦若葉やケール、明日葉、桑の葉など様々なものがあります。
それぞれ味や匂いなどが異なるので、まずは飲みやすいものを見つけて、毎日続けて飲む習慣をつけてみてはいかがでしょうか。
栄養価という点ではケールが優秀と言われていますが、味や匂いに癖があり、苦手という人は多いですね。そんな人には、マイルドで飲みやすい大麦若葉を使った青汁がおすすめです。
関連記事:【2018年最新】野菜不足解消におすすめの人気青汁ランキング!
【野菜不足の解消方法2】飲みやすい『野菜ジュース』
スーパーなどでリーズナブルに販売されている野菜ジュースは、一人暮らしの野菜不足を解消してくれる大きなサポートとなります。
野菜ジュースと言っても、商品ごとにどんな野菜が使われていて、どんな栄養価があるのかという点が異なったおり、添加物が入っているのかどうか、味や匂いなども商品ごとに異なっています。
そのため、まずは飲みやすいものを見つけて、それを続ける習慣をつけることから始めてみてはいかがでしょうか。
野菜ジュースの中でもおすすめなのは、一日に必要な野菜成分がギュッとコンパクトに凝縮されている「一日分の野菜」です。
紙パックで一回飲み切りタイプになっているものもあれば、ファミリーサイズで大きなボトルに入っているものまで多種多様にラインナップされていますが、自宅で毎日飲むのなら、一人暮らしでもファミリーサイズを選ぶのがおすすめです。
バッグに入れて携帯する場合は紙パックタイプが便利ですが、青汁と比べると重量がありますし、バッグの中で場所を取ってしまうので、持ち物が少ない人だと携帯するのがめんどうになってしまうかもしれないというデメリットがあります。
野菜ジュースに入っている栄養成分の中には、加工することによって体内への吸収率がアップするものがいくつかあります。
商品を選ぶ際には、そうした成分を網羅している野菜ジュースを選ぶのが良いでしょう。
具体的にどんな成分かというと、トマトに多く含まれているリコピン、そしてニンジンに多く含まれているβカロテンなどです。
これらは生食するよりもジュースで摂取する方が吸収率が高いという性質があるので、野菜ジュースで野菜不足を解消したいと考えている人は、ぜひ押さえておきたい栄養成分と言えます。
関連記事:カゴメや伊藤園の「1日分の野菜」ジュースの栄養・効果はある?
【野菜不足の解消方法3】手軽に摂取できる『サプリメント』
野菜不足をサプリメントで補充することもできます。
青汁や野菜ジュースにない点としては、野菜の味が苦手な方でも水さえあれば簡単に飲めることが挙げられます。持ち運びも簡単なので、いつでも手軽に飲めるのがメリットですね。
野菜サプリの種類としては、野菜の成分を閉じ込めたものや、青汁をサプリにしたものなど、様々です。
飲みやすさや続けやすさなどで選んでみると良いかもしれませんね。
関連記事:野菜嫌いの大人・子供は野菜サプリでも野菜不足を補える?
まとめ
一人暮らしでも野菜不足を解消する方法はたくさんあります。
青汁や野菜ジュース、サプリメントを使う方法なら、ライフスタイルに関係なく誰でも手軽に毎日必要な野菜の栄養成分を摂る事ができるでしょう。
こうした方法を活用する場合には、栄養吸収が最も良い朝一番のタイミングで飲むことをおすすめします。