野菜不足解消コラム

キャベツの豊富な栄養と効能・効果まとめ。加熱すると栄養が減る?

更新日:

スーパーで特売になることが多く、リーズナブルに購入出来るキャベツは、もともとはヨーロッパや地中海などで栽培されていた古い歴史を持つ野菜の一つです。

日本の風土によくなじむため、私たちの食卓にもよく登場する野菜ですが、どんな栄養や効能があるのでしょうか?

キャベツに含まれる栄養素

キャベツにはたくさんの栄養素が含まれていて、ビタミンCやビタミンU、ビタミンK、カルシウムなどが代表的なものです。

その中でも特にビタミンCの含有量はとても多く、キャベツ100グラム当たり44mgととても優秀です。

また、他の野菜にはなかなか含まれていないビタミンUというレアな栄養素を含んでいる点も注目したいですね。

できるだけ豊富な栄養が入っているキャベツを選ぶのなら、ズッシリとした重量感があって外側の葉が濃い緑色をしているものを選ぶのがポイントです。

ビタミンC

キャベツは内側に芯があり、葉が巻き込んでいる形をしていて、外側は緑色で内側になると白っぽい葉になりますよね。このうち、ビタミンCを多く含んでいるのは外側の緑色の葉をした部分となります。

キャベツを食べる時に、外側の葉を向いてポイっと捨てている人は多いのですが、ビタミンCをたっぷり摂るのなら、外側の葉こそ積極的に食べたほうが良さそうです。

ビタミンU(キャベジン)

キャベツに含まれているビタミンUは、キャベジンとも呼ばれている栄養素で、他の野菜にはなかなか含まれていない珍しい栄養素でもあります。

この成分は胃潰瘍など潰瘍系の疾病に大きな効果がある成分で、胃腸薬の名前としても使われているほどです。

ビタミンK

血液を凝固させる働きを持つビタミンKは、キャベツの場合だと100グラム当たり78マイクログラムで、含有量はそれほど多くはありません。

この成分はまた、カルシウムが骨に沈着することをサポートする役割もあるため、健康な骨の成長のためには欠かすことができない成分でもあります。

カルシウム

キャベツにはカルシウムもたくさん含まれています。

含有量は葉1枚当たり9mgと豊富ですね。カルシウムを含む野菜はキャベツ以外にもありますが、野菜に含まれているカルシウムは、体内に吸収されにくいという特徴があります。

しかしキャベツの場合には例外的に吸収率が良いため、キャベツをよく食べればカルシウムもたっぷり摂れることになります。

また、キャベツにはカルシウムが骨に沈着することを促すビタミンKも入っているので、相乗効果も期待できるでしょう。

ベータカロチン

βカロテンは、赤い色をした色素成分の一つで、ニンジンに多く含まれている成分です。しかしキャベツのように赤くない野菜にも含まれていて、キャベツの場合には100グラムで58㎍含まれています。

βカロテンは、体内に入るとニーズに応じてビタミンAへと変換され、残りは他の抗酸化成分とともに血液中の活性酸素を除去する働きがあります。

また、免疫力を強くする作用も持っている成分ですね。

カリウム

カリウムには、血栓が作られてしまうのを防ぐ働きがあり、ドロドロの血液をサラサラな状態へと改善してくれる作用があります。

カリウムはキャベツにたっぷりと含まれていて、葉1枚あたりに39mgも含まれていてとても優秀です。

中でも紫色をした紫キャベツを生で食べると、100グラム当たりなんと310mgものカリウムを摂ることができます。

葉酸

細胞のDNAの情報をコピーする際に必要不可欠な葉酸は、妊婦さんの場合には食事だけではなくてサプリを使って摂るようにと厚生労働省が推奨するほど大切な栄養素です。

キャベツにも葉酸はたくさん含まれていますが、キャベツに限らず食材に含まれている葉酸は吸収率がイマイチなので、もしも葉酸を採るためにキャベツを食べようかなと考えている人は、キャベツとは別にサプリの摂取もおすすめです。

キャベツに期待できる効能・効果

キャベツは、胃潰瘍の薬として使われることもあるほどで、粘膜のただれや炎症を修復する効果があります。

これはビタミンUというレアな栄養素の働きによるものですが、その他にもキャベツにはビタミンKが豊富に含まれていて、血液を凝固する作用によって、傷口を素早くふさぐサポートをしてくれます。

その他にもキャベツにはたくさんの効果や効能が期待できますが、どんなものがあるのでしょうか?

美肌効果

キャベツにはボロンという成分が多く含まれています。

これは女性ホルモンの分泌を活性化する働きを持つ成分で、ミネラルを含むホウ素の一種なのですが、バストアップの効果などはテレビや雑誌などでもよく耳にしますよね。

女性ホルモンのバランスが整えられると、確かにバストアップの効果も期待できますが、ニキビなどができにくくなって美肌効果が期待できます。

抗ガン作用

キャベツに含まれているイソチオシアネートという成分は硫黄化合物の一種で、抗がん作用があります。

体内に発がん物質が作られると、それが活性化することを阻止するとともに無害化する働きがあり、総合的にがんの抑制効果が期待できます。

ただし、イソチオシアネートは水溶性の成分で水に溶けてしまうという特徴があります。そのため、味噌汁や煮物などにしたら汁も最後まで飲むのがおすすめです。

胃腸の健康

キャベツに含まれているビタミンKやビタミンUなどは、潰瘍などの疾病の治療効果がありますが、疾病を発症しなくても胃がなんとなく疲れているなとか、胃がもたれるなという時に食べると、もたれやただれ、炎症などを鎮めることができます。

ひいては胃腸の健康につながるわけですね。食材としてキャベツを食べるのも良いのですが、長時間煮込むような料理だとビタミンが破壊されてしまうので、生食にしたり、サッと準備できる料理として食べるのが効果的です。

疲労回復

キャベツにたっぷりと含まれているビタミンCには、抗酸化作用があって疲労回復効果が期待できます。

疲れたりストレスを感じると、体内で活性酸素が大量に作られますが、ビタミンCを摂ることによって活性酸素を除去することができ、疲れにくい体質づくりにつながるというわけですね。

便通の改善

キャベツには、食物繊維もたっぷりと含まれています。

食物繊維をとると、腸内で水分を吸収して膨張し、腸内の老廃物や毒素などをからめとりながら便として排出する効果が期待できます。

便秘で悩んでいる人は、便秘薬に頼る前にまずはキャベツを食べる習慣をつけてみてください。きっと満足できる効果が期待できるはずです。

キャベツは加熱すると栄養が減る?

キャベツには、加熱することによって破壊されてしまう栄養素がたくさん含まれています。

例えばビタミンCは熱に弱いですし、酵素も40度程度の熱で簡単に破壊されてしまう成分です。

そのため、栄養を減らすことなくマックスに摂りたい時には、キャベツを生食するのが良いかもしれませんね。

まとめ

健康効果が高い栄養成分をたっぷりと含むキャベツは、いろいろな食べ方ができる野菜です。

生食すれば栄養素を逃がすことなく摂れますが、それでは飽きてしまうので、いろいろなアレンジで毎日食べる習慣をつけるのが良いでしょう。

揚げ物をしたら、千切りキャベツを付け合わせれば、たっぷり食べやすいのではないでしょうか。

長時間調理すると破壊されてしまう栄養もあるので、できるだけ時間をかけずに料理することもまた、キャベツの栄養素をたっぷり摂るためのポイントですね。

-野菜不足解消コラム
-, , , , , , , , , , , , , , , ,

Copyright© , 2021 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.